YOGA「賢者ポーズ」のレッスン

ブログ

古代インドでは「広大な宇宙空間の中で自分とは果たして何なのか?いったい誰が作ったんだろう?」という素朴だけど究極的な問いかけをする人が多くいました。答えを見つけるために、その方法としてやがてヨガを編み出しました。

その基盤となるものは瞑想ですが、やがて体を鍛錬するハタヨガができてきました。初期のアサナは長時間の瞑想に耐えうる姿勢を作ることが目的だったので、シンプルなものでした。

ところがタントラ密教が現れると奇妙で不思議なアサナをする行者が増えてきました。体の陰陽エネルギー、プラーナをコントロールすることにより秘めたパワーを引き出すことが可能になったんです。尾骨に眠るヘビ「クンダリニー」を目覚まして、脊髄から延髄に昇華させると宇宙と一体になる・・・

というわけで賢者ポーズのレッスンです。賢者の名のつくアサナはたくさんあるんですけど、とっても楽しく体が舞い上がる「賢者カウンディンニャ」のアームバランスをやりましょう。カウンディンニャアサナには「オープンレッグ型」「クロスレッグ型」「パラレルレッグ型」の3種類があります。今回はそのうちのオープンレッグ型のレッスンです。

1)頭頂と左右の手をマットに置いて、右脚は後ろに伸ばします。そして左脚の内モモを左上腕に乗せます。これがスタンバイ位置になります。

次に右脚を後ろにどんどん伸ばしてください。同時に左脚は左側に向けて伸ばすんです。左右の脚を伸ばしていくと体は後方にバランス移動します。

2)が後方にバランス移動すると顔がマットから持ち上がります。このときすかさずアレクサンダーテクニークのダイレクション、頭を前に送りだすんです。

すると後方に向かった体は一転して、今度は前にバランス移動し始めのます。このバランス反転のテクニックが今回のカウンディンニャアサナの秘密なんです。

3)さらに頭を前、ヘッドリードしながら左右の脚も全開ストレッチすると、大型旅客機のように豪快に体が浮上するんです。

最初は思い切って何度も転倒を繰り返してください。これは必要なプロセスです。飛行機も発明からちゃんと飛ばせるようになるまでには何度も墜落を繰り返しなしたが、やがて安全快適に飛ぶことができたんですよね。

体が初めて浮上した時の喜びは、子供の頃に初めて飛行機に乗ったときの衝撃体験を思いおこしますよ !(^^)!