クラニオセイクラルで脊髄液の循環UP!

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クラニオセイクラルの施術では脳と脊髄を満たしている脊髄液の循環を促すことに重点を置きます。脳と脊髄は硬い膜の袋(硬膜)で覆われています。この袋の中に脊髄液が入っていて脳と脊髄がプカプカ浮かんでいるんです。

脊髄液は脳の内部にある「脳室」から分泌して、この袋に注いでいます。どんどん注ぎっぱなしだと袋が充満してパンクしてしまいますから、そうならないように余分な脊髄液は濾過して静脈に流れるしくみになっています。

だから常に脊髄液の水圧は常に安定しているんですね。ちなみに脊髄液減少症という病気があります。これは硬膜に穴が開いて脊髄液が漏れだしてしまうものです。すると脳は潜水艦の沈没みたくなりますので深刻な状態になります・・・

それで本ブログのテーマ、脊髄液の循環なんですけど、これは血液循環のようなイメージとはまったく異なります。循環といっても、どちらかというと水槽の水を少しずつ入れ替えるようなイメージです。

これからクラニオセイクラルの施術を習得したいと思っている人にとって、こうしたイメージ的な理解は非常に大切です。

たいていは手の使い方ばっかりに興味があって習い始める人が多いんですけど、解剖学的な知識はやっぱりお勉強しなくてはいけません。視覚イメージがちゃんとできていないと、いくら頭や仙骨を手で触っても、脊髄液の循環を促進することはできないからです。

◆施術方法 
身体の各トラブへの対処方法、実際にはどのようなことを行うのかを簡単に記します。         

1)腰痛
痛みのある腰椎付近で脊髄の流れが滞っています。硬膜が組織的に固まって循環を妨げているんです。クライアントの腰に手を触れて、脊髄液の流れをリスニング(触診)してください。

このとき視覚イメージをしながら触れると、脊髄液の滞りを把握できます。そして背骨を初めとした体の各組織のオーガニックな動きを捉え続けます。腰部での脊髄液の循環が回復すると問題は解決します。

2)背中のコリ固まり
胸椎の脊髄液の循環が滞っています。左手で胸椎に触れてみましょう。コリがひどい場合にはまるで鉄板のように硬く動かないこともあります。

そういう場合にはもう一方の手(右手)で背中の皮膚組織を柔らかくゆっくりと動かしてみてください。体が求めている方向に動かすと固まった組織はみりみるうちにジェル状に溶け出して、柔らかく血が通う背中になります。同時に脊髄液の循環を視覚イメージすると、背中のコリは解消します。

3)その他
いろんな心身のトラブルがありますが、クラニオセイクラルの施術では如何なる症状であっても基本的には上記の要領で、問題のある部位に手を触れて脊髄液の循環を視覚イメージする方法でおこないます。

だからほとんど直感的な操作になります。こうした能力を発達させるのはヨガの特殊呼吸法(プラーナーヤマ)が唯一のメソッドです。毎日実践するならば、ゆったりとした脊髄液の循環をターボエンジンのように急速循環に切り替えることが可能になるんです!

そのため座禅やマインドフルネス、和尚のダイナミック瞑想、TM瞑想などもありますが、そうしたやり方はたとえ優れた瞑想であってもクラニオセイクラルの施術には直接的な効果をもたらすことはできません。

札幌スタジオと東京レッスンでのクラニオセイクラルの講座、トレーニングではそうした瞑想呼吸法のテクニックを習得しながら施術方法を学びます。

札幌スタジオは年末年始おこなっています。東京レッスンは次回は1月16日~18日に個人セッションを開催します。ご興味のある方はぜひお越しください (*^^)v