骨盤が固まって股関節が押しつぶされている・・・こういう状態が続くと老化は急速に進みます。外を歩くと時々、横断歩道をヨチヨチ歩きしている人を見かけます。たいていは高齢者なんですけど、若い人でも骨盤の老化が進行している人がけっこういます。
立ち姿勢で鏡を見てください。お腹が前に突き出ていたら、すでにレッドゾーンに入っています。これはやはり生活習慣が原因でしょうね。座りっぱなしで運動不足と悪い食生活が主なものです。

食生活改善には断食のファスティングが最も効果的ですが、いざ開始するにはなかなか決意が必要ですよね。なのでとりあえずは糖と脂肪分をできるだけカットすることから始めましょう。
そして固まった骨盤と股関節を解き放つには「リフトUP」をおこなうんです。これはアレクサンダーテクニークのレッスンでもよく行います。そうしながら「ダイレクション」という概念を理解していきます。「思うこと」によって生じる筋反応をコントロールするんです。
この「ダイレクション」を単刀直入に言うなら「上に向かう」です。赤ちゃんが立ち上がって二本足歩行が始まるのも、ダイレクションが意識的に働くからです。(ちなみに野生の動物は本能でダイレクションが働きます)
固まった骨盤+股関節の人はそうしたことをアレクサンダーテクニークで学びなおすわけです。今回は自分の手を使って骨盤のリフトUPをやってみましょう。
立ち姿勢になって、手で骨盤の側面をつかむ。そして手で皮膚をとらえて、ソーッと上に持ち上げる。このとき皮膚の流動性を手で感じ取ります。骨盤そのものを強引に動かそうとしてはいけません。
リフトUPの操作中には気のエネルギーが上に向かって、頭頂を突き抜ける感じをつかみましょう。

もしもお腹が突き出ているなら、この操作によって脚の傾きが床から垂直になります。鏡を見ながらやると分かりやすいですね。

リフトUPしたら、そのままだと幽霊みたく足の接地感が弱まりますので、今度は逆に手で皮膚を下に向かわせましょう。するとグランディングが強化して心もどっしりと落ち着きが出ますよ。

実際のアレクサンダーテクニークのレッスンでは、この骨盤リフトUPの操作を頭と首の最適化をしながら行って中心バランスを修正していきます。札幌スタジオでは毎日施術とレッスンをしていますので、ぜひ体感してください。姿勢と動作がスッキリ軽やかになりますよ (^^♪
