脳の毒素を洗い流す脊髄液

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脊髄液は脳と神経を感染防止や外部ショックから守る働きをするドロドロでベトベトの体液です。リンパ液とだいたい同じ成分です。頭の中にある脳室という器官から分泌して、脳と神経の保護のために循環して常に入れ替わっています。

それで最近のアメリカの研究では、脊髄液が脳の毒素、アルツハイマーの原因とされる「アミロイドβ」を洗い流す働きがあるということが明らかになってきました。

脊髄液は脳波が・・・

「通常のベータ波」

「リラックス時のアルファ波」

「うとうと眠気のシータ波

「睡眠中のデルタ波」

・・・という具合に下降するに従って分泌量が増えてきます。

そして中でもシータ波なんですけど、この時に「ガンマ波」というのが同時に現れることがあります。

これは深い瞑想状態の時によく現れる脳波なんですけど、このときに脊髄液は脳内に大波となって流れ込む・・・そして毒素をドバーッと洗い流す作用があることが、アメリカの研究で判明しました。

ところが深い瞑想状態に入るといっても、山に籠って長期間の修行でもしない限り、一般人にとってはそう簡単に辿り着くことはできませんよね。

そこでそうした状態、むしろそれ以上の深い意識レベルに簡単に入ることができるクラニオセイクラルの施術を行うわけです!

クラニオセイクラル・セラピーは、そもそも頭蓋骨の動きと脊髄液の研究から始まって作られた施術方法・・・つまり、そうした効果をダイレクトに引き出すことができるんです!!

受け手のクライアントはただ静かに仰向けに寝ていればよいだけ。あとは施術者がマイナス0.1mgタッチという極めて軽量で柔らかいハンドコンタクトを使って、脳波をガンマ波に導いていきます。

すると意識は内深海といわれる領域に到達します。これはさながら龍宮城にでもトリップするようなもので、ひょっとしたら乙姫様にも会えるかもしれませんよ。
(玉手箱はもらわないでくださいね・・・)

当時はまだ脊髄液の役割が科学的によく解明されていませんでしたが、今日それが明らかになると、今後、クラニオセイクラルの可能性は技術的にもますます高まっていくことでしょう。