ヨガナンダ師の作ったアメリカのクリヤヨガ協会(SRF)、私も入会して通信講座を受けていますが、これはクリヤヨガの瞑想方法なので、ハタヨガのレッスンはおこなっていません。
受講者は最低30分間の瞑想を朝と夜におこない、それとヨガナンダ師の考案した活性運動(15分間)を必ず日課で実践します。また、慣れてきたら休日には6時間瞑想もします。
すると仕事で忙しい人にとっては、これ以上さらにハタヨガをメニューに加えるのは、時間的に言ってさすがにちょっと無理・・・
それとハタヨガはやり方を間違えると体を壊してしまいかねないので、通信講座でおこなうのは敢えて避けたのかもしれません。
そういうわけでヨガナンダ師もハタヨガは勧めてはいたものの、一般会員への必須科目には入れなかったようです。ただしアシュラムの僧侶はハタヨガもちゃんと実践しているそうです。こちらはマユーラアサナの指導風景ですね。きっととても楽しかったことでしょう。

そこで今回のブログでは、私の大好きなマユーラアサナのやり方です。初めてやる場合、ほとんどの人は足を跳ね上げてこのポーズをやろうとしますが、そういうやり方では絶対にできません。それではひとつひとつプロセス重視で始めてみましょう。
1)指先を後方に向ける。これがマユーラアサナの特徴です。そして左右の肘をお腹に当てます。

2)次のアレクサンダーテクニークのヘッドリード。頭を前に送りながら体を腕支点で前方にバランス移動します。このときかなり腕に負担がかかるので、最初のうちはほとんどの人だと転倒します。でもこれは正しいプロセスです。それにも負けないで、とにかく毎日1分でもいいのでチャレンジします。すると体はそのように最適化して必ず浮上するようになります!

3)この低空飛行が余裕でできるようになったら、左右の脚を内旋して絞り込むようにします。するとマユーラアサナの完成です (‘;’)

4)こちらはパドマ・マユーラアサナです。マユーラアサナができるようになると他のアームバランスも応用でいろいろできるようになりますよ!ハタヨガは楽しい (^^)/

アームバランスをやってみたいと思う人は、こちらの本をぜひ読みながら実践してください。誰でもできるように、最初の一歩から練習方法を徹底的に書いています。
