ヨガの逆立ちをやってみようか!

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ヨガを始めると、たいていの場合はまず最初は太陽礼拝のスーリヤナマスカラのシークエンスをすることが多いです。アイアンガーヨガの場合は三角のポーズのトリコーナアサナから始めますね。

ヨガにはたくさんの流派がありますので、それぞれ「郷に入っては郷に従え」で行った教室の教え方で習っていきます。ちなみに当スタジオでは、最初からいきなりアームバランスのサイドレッグ鶴「パールシュヴァ・バカアサナ」を実践します。

それで初級のアサナがある程度、できるようになると次のステップとなるのが、ヨガの逆立ち「シールシャアサナ」です。これができるようになると、そこから先にどんどんいろんなヨガのアサナに展開していくことができます。

問題は失敗して転倒した場合、運悪く打ち所が悪いと怪我をしてしまうので無理は禁物です。街のヨガクラスでは面倒なことになると困るので、敢えてシールシャアサナを禁止にしている教室もあります。(さすがに高齢者対象クラスだと、やらないのが賢明でしょう)

でも、普通に健康な人や好奇心旺盛な人、すでにヨガの楽しさを理解している人なら、ぜひチャレンジしてできるようになりたいものですよね。

最初は事故防止のため、必ず壁のサポートを使ってやります。左右の手の指を交互に組み合わせて、手の中にテニスボールがはいるくらいの空間ドームを作ります。

そして頭頂をマットに置いて、後頭部に手のドームを置きます。

ここででんぐり返る要領で背中を壁に向かわせましょう。片足ずつゆっくりと持ち上げます。

壁に寄りかかってやってもOKです。ただし勢いをつけて「エイヤッ!」のように足を跳ね上げるのは絶対NG行為です。(以前、体の大きなお兄さんが壁に背中をブチ当てて、壁が壊れてしまいました・・・)

バランスの調整作用で、足が自動的に上がるようになるまで、何度も練習してください。

シールシャアサナができるようになるか、いつまでたってもできないかは、最初の1回目のチェレンジでほぼ決まります。

やってみてうまくいかなくても、そこで何か手応えを感じたら、すぐにできるようになります。

逆に「こりゃダメだ・・・できない」と思ったら、あっさり手を引いて他のアサナをやった方がよろしいのです。

左右の足が上がったら合格です。

ここまでできるようにれば、あとはたいていのことはすぐに楽しくできるようになりますよ!