ヨガというと体をグニャグニャ曲げる不思議なポーズを思い浮かべると思います。でもその中でも原点はパドマアサナです。お釈迦様の座り方で有名で蓮華座と言います。
それでこのパドマアサナなんですけど、実はお釈迦様以前に、誰かがやっていたという記録が歴史的に存在しないんですよね。中にはインダス文明の遺跡に似た座り方があると指摘する人もいますが、これは「ムーラダーラアサナ」といって、パドマアサナとは異なります。

ヨガそのものは、お釈迦様もやっていたくらいですから、おそらくインダス文明時代から既にあったのは事実でしょう。でもパドマアサナの蓮華座を明確に説明したのは、歴史的に残っているものとしてはお釈迦様が最初なんです!
(スリランカとかの上座部仏教では釈迦時代からず~っとこの座り方が継承され続けています)
釈迦の悟りの姿を見て、他のヨガ行者もそれを真似したところバッチリ決まった!・・・それでハタヨガに発達したのかもしれませんね。
今回のブログ、パドマアサナの変形ポーズをやってみましょう。私もこれやるの久しぶりです。
1)まずはパドマアサナで半眼、眼球を上に向けて眉間のサードアイを睨みつけます。そして宇宙波動の「OM」しましょう!これが超意識に向かうスイッチになるんです。

2)ニワトリのポーズをやるには、パドマアサナの足を組む途中で、腕を差し入れます。

3)両腕が入ったら額に手を触れましょう。ガルバ・ビンダアサナ、胎児のポーズです。宇宙の胎動を聴いてください・・・OM!

4)手を床に置いて「だるまさんが転んだ!」前に弾みをつけると体が持ち上がりますよ。

5)こちらはサルヴァンガアサナのパドマアサナです。

足をほどくと通常のサルヴァンガアサナになります。

さて明日9月19日からは東京レッスンが始まります!暑い夏も終わって、そろそろお彼岸です。パドマアサナで「煩悩のない悟りの境地」に向かいましょう (*^-^*)