クラニオセイクラル(頭蓋仙骨療法)を学ぶ

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クラニオセイクラル・セラピーは19世紀初めにオステオパシー(骨格調整の施術方法)から始まりました。頭蓋骨は一つの骨ではなくて複数の骨が組み合わさってできています。硬いココナッツのようなものではない・・・ということに着目したんです。

そんなさなかにWG・サザランドという人が偶然にも頭蓋骨はわずかながらにも、かすかに動いている!ということに気がついたんです。サザランド氏にしてみれば、それはもう世紀の大発見でしたから、さっそく夢中になり研究開始しました。

ところが当時のアメリカ医学会では「大人の頭蓋骨は動きません!」というのが定説でしたから、調べようがない。あるとすればせいぜい古代ギリシャのプラトンの学説「脳と脊髄こそが理性を司る魂の宿る場所である!」くらいなものでした。

(ちなみにヨガでは古来から神経系統のエネルギー循環を知っていました。アメリカの神智学協会でも研究はしていましたが、当時はまだ秘密奥義でしたから、一般には知られていませんでした。神智学協会は発明王エジソンに幽霊と交信する装置の制作を依頼したり、のちに覚者クリシュナムルティを育成しました。また比叡山延暦寺の大僧正、今東光も神智学協会に所属していました)

そこで自分の頭蓋骨を使って実験を始めてみたんです。まず最初の疑問は「何のために頭蓋骨が動いているのだろうか?体の生理的な動きだから絶対に何か必要な動きのはずだろ?」というふうに考えたんです。

そこで包帯を自分の頭に巻き付けて頭蓋骨の動きを固定して何が起こるのか様子をみることにしたんです。すると2、3日経つと極度のウツになってしまいました (‘ω’)

「これは、やはり何かあるぞ!」と思い別の頭の部位を固定してみました。すると精神状態はどんどん悪くなり廃人のように変化していったんです。

それを見ていた奥さんと家族の人たちは、さすがに黙っているはずもなくて「あなた、おかしくなっていますよ!今すぐそんな馬鹿げたことやめてちょうだい!」と厳しく言いつけました。

サザランドもちょっぴり反省したのか家庭内では止めましたが、研究所では頭蓋骨の動きを探るための、さらなる実験を繰り返していきました。

精妙な動きに没頭すると頭蓋骨に秘めた生体エネルギーの存在を無視できなくなりました。「脊髄液はまるで知性のある生命体のように脳から中枢神経を巡っている・・・」

そしてそこからは肉体を超えてフィールド「場」のエネルギーへと知覚度(アウェアネス)はどんどん拡大していきました。

30年の研究を経てようやくクラニオ・オシテオパシーとしての頭蓋骨セラピーが出来上がりました。「頭蓋骨と仙骨システムの持つリズミックな動きに働きかけると、体の自己治癒力が発動して高いヒーリング効果を現す」

当時はまだどちらかというとオステオパシー協会の研究扱いでしたが、徐々に一般にも施術をするようになりました。その後、サザランドのお弟子さんが研究を引き継いで「クラニオセイクラル・セラピー」として普及。現在に至ります。

最近の脳科学の研究では脊髄液が脳内の毒素、アルツハイマーの原因といわれるβアミノイドを洗い流す作用があることが分かってきています。これを「グリンパティックシステム」といい、今後もますますクラニオセイクラルの効果は期待されるものとなるでしょう。

★MRI映像:グリンパティックシステムで脊髄液が脳内の毒素を洗い流す

札幌スタジオでは定期的に「クラニオセイクラル3日間初級コース」を開催しています。次回は9月20日~22日(13:30 – 16:30)におこないます。詳細はこちら