今週の10月24日(金)~26(日)、東京での施術とレッスンを開催します。クラニオセイクラルがメインですが、アレクサンダーテクニークやボゥエン・テクニックも使って、リラックス調整作用の効果を最大限に上げます!
ここでリラックス調整作用についてなんですけど、肉体が完全にリラックスをするというのは、実はなかなか難しいものなんです。たとえ深い眠りに入ったとしても、体の中ではいろんな部分が緊張している・・・
原因は何かというと筋組織が固まってしまった場合、それは麻痺と実質的に変わりありませんから、意識的にリラックスしようとしてもユルむことはできない・・・それよりもユルませるには固まった部位に意識を当てて、逆に緊張させて絞り込む、圧縮して周囲の体液と血液を浸透するのが有効です。まあ強いて言えば乾燥肉のビーフジャーキーを柔らかくするようなものですかね・・・ヨガのポーズや呼吸法はそのためにあるんです!
そしてもう一つ、ユルませる条件で決定的なのが、眼球なんです。目は脳の一部と言っても間違いはないでしょう。視神経が延髄に直結していますからね。
そこでクラニオセイクラルの施術を受けたいと考えている人は、施術中に眼球を上に向けて眉間を見るようにしてみてください。蝶形骨が引き出されて内部バランスにオーガニックな調整作用が起こるんです。(写真は頭蓋骨の下からの向き)

蝶形骨と後頭骨の接合部は「SBJ」といって、クラニオセイクラルの施術では非常に重要な部位なんです。(こちらの写真は頭蓋骨の内側)

でもいきなり目を上向きにすると、慣れないために緊張したり目が痛くなったりしますから、普段から眉間を見つめる瞑想をして練習するのをお勧めします。ヨガの最後で仰向けになって休む「シャバアサナ」というのがありますが、その際にも目を上向きにして眉間を見つめてください。夜の就寝時や朝の起床時にそのままやっても大丈夫です。

本当は良質なリラックスをした場合には、眼球は上を向くんです!ヨガナンダ師(上写真)がそのように教えています。こうすると超意識の扉が開くので覚醒状態で、深い瞑想に入ることが可能になります。目覚めた状態で脳波がリラックス時のアルファ波からシータ波、さらにガンマ波が現れると自己治癒力のヒーリング・ソースにアクセス可能になります。私自身の経験だと、それで腰痛も治りました!
クラニオセイクラルのようなホリスティック治療の場合には、痛みのある部位に触るよりも、全体性のバランス調和をさせることで効果をあげるんです。クラニオセイクラルの施術に興味があるという人も、ぜひお越しください!頭蓋骨調整にはお勉強が必要になりますが、初級の基本操作テクニックは誰でも簡単に学んで理解できますよ。お友達と一緒に施術しながらリラックス効果を体験したりだとか楽しいですよね (^^♪
